冷獄

寒い

忍び寄る足音

再度謎の男と話して家の下見に行ってきました。今回は部屋としての体裁は整っていたのでこちらの部屋にしようと思います。きれいなくせに値段も据え置きだったしね。ただ不安なのはどんな奴が住んでるか知らないところですね。家の扉も勝手口から入れと言われました。ここ本当にお前の家なんだよな?今のところわりかしうまく行ってるので何かしらの落とし穴に警戒しています。

 

クリスマスが近づいてきました。予想通り街中・家中がめちゃくちゃキラキラしてますね。お前ら普段どこにそんなデカいのしまってたんだよってくらい大きな木をどこもかしこも飾っています。僕は彼女はおろかクラスメイト以外まともな友達すらいないので寂しいクリスマスになりそうですね。家族もいません。寂しいどころじゃないと思います。俺はどこへ行くんだ?何が待っているんだ?そもそも俺は1ヵ月後生きているのか?